第2話 玉ねぎの草とり
祖父は亡くなる一ヶ月前の11月に玉ねぎの苗を植えました.(12月に亡くなった)
3月中旬,畑に行ってみると
うおー,育っている!!
...雑草が.笑
春ですね.
ホトケノザやタンポポはたくましく根を張って,本来なら玉ねぎにいくであろう養分を奪っていました.
ということで,,
・・・格好から入るタイプです.
作業着も自前です.
下半身はテニス用品ですが笑.
そしてせっせと草取りを始めました.
田舎の人って,草取りって言いますよね.あれはなんでだろう..とか,最初は色々と考え事をしながら草を取っていましたが,だんだんと無心になっていきました.
もはや,完全にロボットのように草を取り続けます.
そして,後から気づきましたが,肥料をやったところだけ,雑草の繁茂具合が段違いでした.さすが人類はよくこんなものを生み出したなと.
・・・ところでこの写真は誰が撮っているのとふと疑問に持つ方がおられるかもしれませんので,ここで紹介します.
Sです.
この姿,もう完全にとけ込んでますね.
そして,見事に雑草が一掃されています.
こんな作業を始めて2時間,
日が傾いてきて寒くなってきたところで,やっと完了です.
ちょっと疲れたけど,じいちゃんはこの200本を一人で植えたと思うと,改めてこの玉ねぎへの思いは強くなりました.
帰り道に隣のはたけを見ると,もっと大きい玉ねぎがすくすく育っていました.
さすが先輩方.場数が違います.
じいちゃんの玉ねぎ!大きくそだて!!(食べるけど!)