第7話 基本の土作り
作物を育てるには,まず基本となる土つくりから始めなければなりません.
作物ごとに,酸性土壌を嫌うものなど肥料や石灰を入れる量が違います.
また,我々がバイブルにしている本によると,連作障害のでやすい作物もあり,
それらを考慮した上で,どこに何を植えるのかを考えていかなければなりません.
そこで活躍するのがSです.ベランダでの種まきから帰ってきてくれました.
よ!こちひろのかんべえ!
みなさん,畑で本を読んでいる人,見たことありますか?
私は,初めて見ました.まるでガリ勉のようです.
Sは何やらこちょこちょメモを取っていたかと思うと,
かんぺきや!
と言って,立ち上がりました.
私は,彼女がいつも非常に細やかな計画を立てるのを知っているので,ただ,黙って見守り,その計画に従います.
(ぽけーっと何にも考えてないんじゃないよ,信じているんです.もちろん.)
栽培計画は,すぐにエクセルとなって我が手元に送られてくるのです.
こうして,Sによって立てられた栽培計画のもと,酸性土壌を嫌うもののところには,
少し多めの石灰を入れ,
見てくださいこの鮮やかな手つき.
日に日に,農作業が板についていってます.
そして,Sがまいた石灰と私がまいた肥料をすき込みます.
しっかり体重をかけないとすけませんから,真剣です.
この状態で1〜2週間放置することで,いい感じの土になるそう.
この列だけ,少し多めに石灰をまきました.
そして,畝(うね)を作っていきます...
本当はトラクタでやってしまえば早いのですが,となりの玉ねぎが心配だったので,手作業で行いました.
これがめちゃめちゃしんどかったです.
多分,朝からはりきりすぎたのかな.
大分コツをつかんだようで,作業スピードは上がったのですが,
そもそもの体力面で鍛錬が足らず,,今日植える3畝を作ってバテました.
はあー.たいへん.
こちら広坂,ばてました.
作業の順番も考えないといけませんね..
そして,作った畝をならしていきます.(もうSにまかせた 笑)
そして,種をまきます.(まかせた)
水をたっぷりとあげて,,(これもまかせた)
直接まいていいものがいくつかあったので,そうしましたが,
豆類は鳥に食べられるかもしれないので,
ネットを..
って,
ああS,あなたも疲れているのねー
わかりやすく疲れているなあ.笑
今日は働きすぎましたね.
けれども,頑張ったおかげでこんな感じで完成.(またつかれた人がうつってる)
そして,じいちゃんの玉ねぎもちゃんと育っています.
・・・!!!
あれ?この玉ねぎ..
この後我々にはもっと過酷な試練が設けられていたのであった.
(次週に続く)